呂大圭伝2

呂大奎、字は圭叔、同安の人。若くして陳北渓の門人の王昭に学び、すっかり詞章の学を棄て、理学(*1)にのみ力を注いだ。淳祐七年の進士に合格し、昇進を重ねて吏部侍郎になった。地方に出て興化軍知事になり、漳州知事に移った。赴任のため家を過ぎったとき、蒲壽庚が元に降伏し、大圭を脅迫して降伏書に署名するよう強要した。拒否したため、殺された。その著書は全て賊に焼き捨てられた。ただ『学易管見』『春秋或問』『易経集解』のみ世に伝わった。

万暦重修『泉州府志』巻十七



訳者注

(*1)理学は道学に同じ。また朱子学、性理学とも言う。


作成日:2009/08/01
最終更新日:2009/08/02

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