更新日記

○10月8日(月)

第四十八回

『ムッソリーニとその思想』を開始しました。取り敢えず、第三章と第四章第一節まで。

今回から『ムッソリーニとその思想』の完成を期すことにしますが、日付を見てみると、一年ぶりくらいになるみたいですね。しかし本文のタイプは完了しているので、なんとか次回には完成させたいところです。

それと今回は公開中のテキストの校訂を行ってます。この前、読み直しているとミスを発見しましたので、そういうものです。


○9月23日(日)

第四十七回

『幻滅者の社会観』完了。

ようやく『幻滅者の社会観』が完了しました。見返すと5月20日から始めたようですから,ほぼ4ヶ月かかった計算になります。こうして改めてかかった時間を計ってみると,しみじみ更新速度の停滞を実感させられます。本サイトを始めてそれほど時間も経っていないのですが,既にこのように疲労気味です。はてさて,いつまで続けられることやら,本人のことながら心配な限りです。

他サイトを拝見していますと,突如としてサイトの更新が止まっている場合があります。あれは,更新するつもりだったけど,ついつい後回しになって,結局そのまま事実上の閉鎖……ということなのでしょうか?サイトによってはサイト閉鎖,もしくは更新停止を宣言されているところもありますが,どちらかというと,私は更新停止を宣言して止めたいですね。なんとなくキリのいい感じですので。もっとも身辺が忙しくなると,その宣言そのものを思い出す余裕もなくなるのかもしれませんね。

ちなみにサイトの更新は停止してあっても,ブログか掲示板だけは機能しているサイトがあって,それはそれで乙なものです。とはいえ,このサイトにはブログも掲示板もないので,それは無理な話ですけどね。ブロク……やってみようかと思ったことがありましたが,三日坊主という言葉通り,四日目には書くことが見つからなくなりました。私の場合,調べたことをまとめて書くような傾向のものでないと,気持ち悪くてダメのようです。

○9月17日(月)

第四十六回

『幻滅者の社会観』第四篇「農業労働者の抬頭」から「客観か独断か」まで。
『幻滅者の社会観』pdfの削除。

昨日の続きです。ようやく『幻滅者の社会観』の終わる見通しがつきましたので、pdfは削除します。「客観か独断か」は高畠さんには珍しい文章で、私のお気に入りの一つです。ちなみに昨日の更新分も赤字のままにしておきます。

○9月16日(日)

第四十五回

新居格「逝ける高畠素之君」を追加。
「国家社会主義関係」の「大日本国家社会党」と同「協会」の党誓・綱領・綱領・規約などを追加。
前回の「唯物史觀の問題及び方法―ハンス・ケルゼン―」の書誌を追加。

新居格は1888年~1951年の人。左翼系の評論家で、敗戦後に一度杉並区の区長をしたことがあった。偶然彼が著書の中で高畠素之に触れているのを知って、本サイトに追加することにした。現在の所、著作権の保護期間を過ぎている。

新居氏はそれなりに有名だと思いますが、最近何かと流行のウィキペディアに項目がないので、もしかしたら既に無名の人になっているのかも知れません。私もここで解説するほど新居氏を知っているわけではないので悪しからず。表彰してくれる人間がいないと、すぐに忘れられてしまうのが世の常ですから仕方ないですね。とはいえ、私も新居氏の主著なり主な仕事はなにかと云われると、何も出て来ません。先ほど書いた評論家……というくらいでしょうか。まあ、世の中に残りにくい功績もありますからね。

○8月19日(日)

第四十四回

第2次『局外』断片語を追加。
「反動派」を追加。
(書評)『価値論と社会主義』小泉信三著を追加
「暴言暴行」を追加。以上,第2次『局外』
「詩人」(巻頭言。第3次『局外』)を追加。
「唯物史觀の問題及び方法―ハンス・ケルゼン―」を追加。
「カールマルクスの思想を繞りて」を追加。

『幻滅者の社会観』は小休止。追加論文の中,ケルゼンのものはやや書くことがありましたが,今回は時間がなかったので断念。今回で『局外』所収で単行本未収録の高畠論文は終了。

無知なことで恥ずかしい限りですが,最近,ロードベルトゥスの本が多数翻訳されているのを知りました。私はドイツ語ができなので,翻訳がないとダメなのですが,まさかこんなに多くの翻訳があったのは知りませんでした。ロードベルトゥスの名は,例の剽窃の問題のおかげでよく目にしましたが(マルクス関係でね),流石にニッポンというべきなのか,暇なのか,こんな人の著作まで翻訳していたのか……などと言ってると,専門の方面からは批判されそうですけど。でも,ドイツ語が出来ない人間に,ロードベルトゥスの翻訳は必要なのかしらん。

○8月12日(日)

第四十三回

『幻滅者の社会観』第四篇途中まで。
大正14年2月号(最終)を追加。
「マルサスの人口論」を追加。(原文と新字新仮名版)

「マルサスの人口論」は『改造』に連載されていた「大衆講座」の一つ。それほど長くない分量でしたので,新字新仮名遣い版を作ってみました。高畠さんの文章を現代風にするとどうなるかを試してみたかっただけのことで,特に価値はありません。なお本論文と,『改造』前号に掲載された「マルクスの資本論」は,『大思想エンサイクロペヂア』第16巻の「経済学上に於けるの主学説」という論文に,改訂増補の上,収められています。こちらは長いのでまたいずれ公開したいと思います。

○8月5日(日)

第四十二回

『幻滅者の社会観』第三篇終了。

ご無沙汰してます。いつのまにか季節は夏になっておりました。人間忙しいと,時間が過ぎるのもはやいものですね。前回の更新から一ヶ月以上の空白を生みましたが,今のところまでサイト製作は継続中です。

○6月17日(日)

第四十一回

『社会主義と進化論』完成(序文三種、第14章)。
『社會主義と進化論』凡例,条文増補。
著書序文:『社会主義と進化論』を改訂。
社會時評:『新小説』11月,12月。T14年1月。
『幻滅者の社会観』第三篇第九章まで。
『幻滅者の社会観』備忘録:凡例を補正。

○6月10日(日)

第四十回

『幻滅者の社会観』第二篇完了。
「国家社会主義関係(綱領など)」に大日本国家社会党党誓綱領、日本経綸学盟を追加。

○5月28日(月)

第三十九回

『社会主義と進化論』目次補正。
備忘録増補。
ファイルの関係を補正。

○5月20日(日)

第三十八回:幻滅者

こんにちは,三週間ぶりです。

一週間に一度は更新しようと思ってましたが,最近は一ヶ月に一回を守れるか否かの瀬戸際に立っているような気がします。

しかしそれも仕方のないことで,私の知っている高畠さんの資料は限りがあります。それでも最初は手持ちの資料も沢山あったし,エッセー集やらなにやらで,いろいろと種類も豊富でした。しかしながら,日に日に手持ちの資料も少なくなるし,今さら感のともなう経済の本が残ってくるわで,そろそろ山を越した気持ちですねえ。たしかに高畠さん関係でまだ出さないと行けないものはいくつかあるので,まずはそれの公開を念頭に進めますが,どれもこれも面白いものばかり……という初期のころとは,だいぶ私の作業も変ってきました。それと,昨今は仕事も忙しく,このサイトを始めたときのように時間もなかなか取れない日が多いですね。

とはいえ,それはおおよそはじめから見当が付いていたわけでして,だから高畠さんのテキストの公開を,本サイトの殆どすべての目的に定めたわけです。日々の日記をサイトのメインにしておれば,継続不可能と同時に閉鎖もやむなきに至ってしまいかねないわけですが,高畠さんの文章は変りませんから,最悪,更新ができなくなってもあまり痛手はないところです。

忘れてましたが,昨今は時間も取れないと言うことで,しばらくは『幻滅者の社会観』のpdfをhtmlに変えることにしました。もともとpdfには誤植がありましたので(特に冒頭は多い),その補正を兼ねて,html化を進めていきたいと思います。完成した曉にはpdfは削除して,スペースの確保に役立って貰うつもりです。

『唯物史観の改造』と『ムッソリーニ』も更新が必要なわけですが,思ったようにはいかないようですので,いつか気が向いたら始めます。それから,去年からの難題である社會時評の残りも,できれば夏までには終わらせないと……

前回まで更新してきた『社會主義と進化論』ですが,これは次回の更新で終わらせたいと思います。(序文を打ち込めば終了)予定では,今週中に大鐙閣のテキストを拝見できそうですので,終わらせられるかな?といったところです。でも、もしうまくいかなかったとしても……それでも次回で終わりになります。いつまでも出来ないことに時間をかけられませんので。

それでは今回はこれで。また時間のあるときにいらしてください。たま~に更新してると思います。

○4月29日(日)

第三十七回:静かなひととき

二週間ぶりです。

世間は大型連休に入って、私の住んでいる近辺も静かなものです……と言いたい所ですが、都に住んでいるわけではないので、いつもの日曜日と変らない様子でした。いや、何事も変らないことはいいことです。

今回の更新は、『社会主義と進化論』の本文全文の公開です。10章以下と売文社版の第1章になります。あと序文が残っていますが、これは次回にでも公開したいと思います。ここまで終わると、取り敢えず本書のタイプは終わりとなり、漸く唯物史観の改造にもどることになりそうです。

それともう一つ、「ねごと」という覧を設けておりましたが、これは前回の予告通り、今回削ることにしました。データごと削除しているので、調べても出て来ませんので、探しても無駄です……

それではまた次回、二週間後になるかどうかは分りませんが、暇なときにでもお立ち寄り下さい。

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