更新日記

○2月10日(日)

第六十回

『英雄崇拝と看板心理』更新(資本主義の功罪を論ず)
「読書案内」(復活)

『英雄崇拝と看板心理』も終わりが見えてきました。もう一つ,件の「読書案内」を復活させました。内容も一新しましたので,暇な人はご覧下さい。まだ完成していませんが,以前よりはましになったと思います。「読書案内」のために,自分のサイト掲載論文をいろいろと探していたのですが,改めて調べてみると,随分社会主義を冷遇していたことに気付きました。特別に社会主義を冷遇したつもりはなかったのですが,無意識にこうなったようです。いやはや,無意識とはコワイものですね。とはいえ,別段,これからも方針は変えませんので,無意識のままに私が価値があると思ったものを公開していくことになると思います。

最後に,本日(10日)メールを呉れた方(一人しかいませんので貴方です),わざわざメールの手数を掛けていただいて,ありがとうございました。本サイトは,まったく個人の趣味で運営しているだけでしたので,少しでも本サイトが役に立ったとあれば,予想外のことで,それほど嬉しいことはありません。それにしても,いろいろなところで検索にかかるものですね。今後ともよろしくお願いします。貴方様の今後の活躍に期待しております。


○2月4日(月)

第五十九回

『英雄崇拝と看板心理』更新(男性的虚栄の代理行使/贅沢と虚栄と優越本能)

更新するのを忘れてましたので,早朝の更新になります。もう2月ですね。時間が経つのは早くて嫌ですね。……いや,早く時間が経って欲しい人もいるでしょうが,年を食ってくると,時間がどんどん過ぎていって,どうにもならなくなってきます。半分以上どころか,大半が自分のせいなんですけどね。

思いの外,本サイトの収録文章が多くなってきたので,トップページの下の方に表示されている文章は,探すのがめんどくさくなってきました。何か良い方法はないかと思いつつ,何も考えてないので,何も良い考えが浮かびません。トップの上の方に項目ごとの内部リンクでも付ければいいかもしれませんが,如何せん,そういうことをすると,全体的にページがゴタゴタしてしまうので,あまり気が進みません。何かいい方法がないかな~


○1月27日(日)

第五十八回

『英雄崇拝と看板心理』更新(社会進化における女性の位置/家族制度はどうなる)

もう午前2時か……明日も仕事だというのに。今回も二つのみの更新です。『英雄崇拝』ものこり4篇。ただ「是々非々」は長いので,短編4篇分くらいはあります。だから実質,残り4篇ですかね。

そういえば,カウンターが1ヶ月で(正月分)妙に回ってましたけど,そんなに珍しい情報でも落ちてましたかね?もちろん回ってたといっても,1ヶ月で200回くらいだから,有名所ではコンマ秒のスピードの話しなんですけどね。


○1月13日(日)

第五十七回

『英雄崇拝と看板心理』更新(廉価多売と出版資本主義の確立/出版戦弱肉強食の弁)

2008年の第1回目の更新です。去年からの続きで,『英雄崇拝と看板心理』から二つほど。残るは是々非々と資本主義の功罪の外,女性関係のものになりました。もっとも去年最後に更新した「経済学上の主学説」も控えてますから,いろいろとしなければならないことは多いですね。

……と,新年第1回にもかかわらず全く書くことが思い付かないので,今回はこれで。なんというか,私はあまり感動のない人間でして。


以下,2007年分

○12月24日(月)

第五十六回

「経済学上の主学説」公開/準備中(マルサスに入ったとこ)

もう少し更新できるかと思いましたが,結局,「主学説」のスミスまででしたね。 マルサスは別項の論文と同じものですが,用字が結構変ってまして,直すのに時間がかかり,次回以後に公開したいと思います。ちなみに『英雄崇拝と看板心理』を放っておいて,新しいものを更新するのもどうかと思いましたが,何となくあきたので,「主学説」の方に変えました。……と,誰に弁解してるのか分りませんが,私自身が忘れないように記録したまでです。なんというか,本サイトを必死に見てる人がいるとは考えられませんので,自分が納得すればそれでいいということで。

そうそう,忘れてましたが,昨日の23日は高畠さんの亡くなった日でしたね。別段,遺族でもないので,それがどーしたと云われるとそれまでだし,私自身もまったく忘れてました。間の善い(?)人だと,ふと更新を思い立ったら,その日が因縁のある日だったってこともあるのでしょうが,私の場合は,昨日は面倒なので明日にしよーっと思ってると,一日ずれてましたね。しかし「主学説」が高畠さん渾身の作という訳でもないので,別の意味でずれてて好かったような気もします。

「主学説」の内容は,いまさら感が漂っていますが,当時の高畠さんはこういう見方をしていたということで。(内容が普通すぎて特徴がないですがね)しかしオーストリア学派の説明がないのは何故なんでしょうかね。高畠さんも限界効用の言葉を使うくらいだから,それなりに勉強はしてたでしょうに。

それとちょっと前に出した「読書案内」ですが,あまりに更新できないので,引っ込めました。内容ごと消したわけではないので,下手をすると検索に引っ掛かるかもしれませんが,更新の予定は全く未定ということで悪しからず。ソースには残っているので,どーしても見たければ,直接urlから行ってください。なにも変ってませんけど。

本年の更新は今回で最後にします。本サイトに足を運んでくださった方,ありがとうございました。来年,もし本サイトが健在でしたら,またよろしくお願いします。

そんなわけで,来年もよい年でありますように 。

○12月9日(日)

第五十五回

『英雄崇拝と看板心理』更新(利潤観さまざま,資本家の労働)


○12月2日(日)

第五十四回

『英雄崇拝と看板心理』更新(現実を操る夢/家族主義と個人主義/政治と文芸を傍観す/私の眼に映れる現文壇の種々相)
「文を売る傍より」
「続売文社逸話」(1)(2)

なんとも忙しい更新になりました。すでに2日を越えてますが,よしとします。タイプ済みのものが2つほどあまりましたが,次回にでも公開します。


○11月25日(日)

第五十三回

『英雄崇拝と看板心理』更新。プロレタリア文芸/季節おくれの文壇時事/社会雑感
サイトの構成を少々変更。cssをトップに帰属。
リンクを少々変更。
サイト説明も少々変更。

今回は前回から引き続き『英雄崇拝と看板心理』の更新です。初出未確認論文はこれで終了です。次回からようやく初出確認済み論文に移ります。ただ初出論文が見当たらない場合もありますのでこれらは追々考えていきたいと思います。


○11月18日(日)

第五十二回

『ムッソリーニとその思想』完成
『英雄崇拝と看板心理』新規。(資本主義は斷末か/資本主義とその否定/圓本全集の運命/我れは斯く見る/最近思想界の一感)
「労働価値説の崩壊―マルクス価値説批判文献―」

今回でようやく『ムッソリーニとその思想』が終了しました。続いて『英雄崇拝と看板心理』に移ります。本サイトは,単行本未収録で高畠さん最晩年の文章を集めていましたから,その都合で『英雄崇拝』所収のものはあまり公開しておりませんでした。最近,津久井さんの本を読み返してみると,晩年には高畠さんもちょっと考え方を変えたのではないかとのことでしたので,高畠さんの死後に晩年の論策を中心にまとめた本書の公開を、次の目標にしました。なお『局外』所収論文の公開は全て終わっていたと思っていたら,一つ忘れてました。今回で全て公開済みになったはずです。(多分)


○11月11日(日)

第五十一回

ところどころ改訂
「読書案内」少々

今回は前から気になっていたテキストをいくつか改訂することにしました。ヒドイのは四~五個所の誤りがありましたが,幸い誤りのなかったものもありました。改訂したテキストは,topページの改訂日付を省略し,かわりに各テキスト本文の末尾に附すことにしました。topに日付がうじゃうじゃあるのも気持ちのいいものではありませんし,私が改訂後のテキストを発見しやすいという勝手な理由もあります。

そのようなわけでして,今回はテキストの追加は無し。ムッソリーニのものは次回以降にします。今後も他の公開中の単行論文を改訂するつもりです。単行本の方は,たぶん『自己を語る』と『幻滅者』は大丈夫じゃないかな~と思ってますが,なんとも断定は致しかねます。他の本は一度ちゃんと読んでみないといけませんねえ。

そうそう,web拍手で誉めて下さった方,ありがとうございました。趣味のサイトで喜んで貰えるとは思っておりませんでしたので,おもわず感激しました。これからも頑張りたいと思います。


○11月4日(日)

第五十回

『ムッソリーニとその思想』ムッソリーニ褒貶記の第四第五章
「読書案内」前置き

今回でム氏本を終わらせる予定でしたが,次回以後にもちこしです。残りは第1章のみです。それと公開中のテキストに誤植が多数発見されましたので,順次これも改正していくつもりです。『資本論』(改造版)の校正を久しぶりにしてみましたが,やってて発狂しそうになったのですぐ止めました。第1巻の第7章くらいまではタイプのみ終わってます。ただし大幅な校正が必要ですが。

それと何となく魔が差して,高畠さんの「読書案内」のページを作ってしまいました。……止めとけばよかったかなぁと思いつつ,まあいつでも消せるか~という気楽な気持ちで書いてます。いつまで存在するか分りませんが,当分,置いておこうと思ってます。ちなみにまだ全然完成してません。

もしかしたら以前書いたかもしれませんが,当初このサイトを作ったとき,高畠さんの文章を新旧漢字・新旧仮名遣いのどれを使うか悩みました。結果,jis第2水準までの漢字は旧漢字で,仮名遣いは踊り字を除いて原本に随うことにした記憶があります。高畠さんの文章は今ではちょっと不穏当な発言がありますから,この時代のことに免役のない人が読むには抵抗があるかと思います。しかし旧仮名・旧漢字にしておけば,期せずしてそういう人の目にも触れないだろうし,それはそれでいいかなと思っておりました。が,昨今,やはり新漢字新仮名にした方が良かったかなとも思ってます。その方が多くの人の目に触れる可能性が高くなるから……などと,全く矛盾することを考えてます。

高畠さんをはやらせたいような,どうでもいいような,結局は私の趣味で運営しているサイトですから,日々揺れてます。もっとも,現代語のページまで作ったら,スペースが足りなくなるのは必死ですけどね。


○10月10日(水)

第四十九回

「急進愛国主義の理論的根拠」の新漢字新仮名遣い版。急に思い立った。
『自己を語る』の増補部分を補足。

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