宋代人名辞典

凡例

  • 『宋史』列伝目録の中、北宋部分該当の人名をATOK用の辞典として登録したものである。登録範圍は下文を参照のこと。
  • 原則として『宋史』目録に見える名前のみを登録した。随って実際の史料にはこれ以上に特殊な名称が登場するが、それはいずれも登録の埒外にある。
  • 年号と皇帝廟号は新旧両字体で登録した。
  • 上記以外は原則として旧字体で登録した。ただし日本語環境で表示(MS明朝など)の歪むもの、あるいは表記の困難なものは新字体で登録した。(例)「黄」「平」など。
  • 複数の発音の可能な人名であっても、ごく僅かの例外を除き、一種類の読みしか登録していない。例えば章惇は「しょうとん」「しょうじゅん」いずれも可能だが、本辞典は「しょうとん」でのみ登録している。特に陶や重などは注意されたい。
  • 宗室・后妃は特殊な人名が多く、また煩瑣でもあるので、今回は登録を見送った。
  • 卓行伝は登録し忘れたので登録していない。
  • 列女伝は固有名詞がほとんどないので登録を見送った。
  • 外国伝と蛮夷伝は固有名詞の検索が困難であり、また表記が一定しないことから、今回は登録を見送った。
  • その他、公主・南宋の列伝・忠義・孝義・方技の諸伝は、分量の問題から登録を見送った。

登録範圍

  • 年号:南北両宋(新旧字)
  • 皇帝:廟号のみ(新旧字)
  • 巻215~巻241(宗室世系表):登録せず
  • 巻242・巻243(后妃):皇后は諡のみ登録。(例)昭慈聖献皇后の場合、昭慈聖献(特別に昭慈と聖献も登録した)で登録し、昭慈聖献孟氏では登録していない。また妃等は宸妃や賢妃の称号のみ登録した。
  • 巻244~巻247(宗室):太祖・太宗の諸子の名前と代表的な王号のみ登録。世系表に見える王号や郡王号は登録せず。
  • 巻248(公主):登録せず
  • 巻249(范質)~巻358(李綱):北宋部分は一二の例外を除いて登録
  • 巻359(李綱)~巻425(謝枋得):北宋末期の宰執を含む巻372まで登録。それ以後は登録せず
  • 巻426(循吏傳):登録
  • 巻427~巻430(道學傳):登録せず
  • 巻431~巻438(儒林傳):登録
  • 巻439~巻445(文苑傳):登録
  • 巻446~巻455(忠義傳):登録せず
  • 巻456(孝義傳):登録せず
  • 巻457~巻459(隱逸傳):登録
  • 巻459(卓行傳):登録せず
  • 巻460(列女傳):登録せず
  • 巻461~巻462(方技傳):登録せず
  • 巻463~巻465(外戚傳):登録
  • 巻466~巻469(宦者傳):登録
  • 巻470(佞幸傳):登録
  • 巻471~巻474(姦臣傳):登録
  • 巻475~巻477(叛臣傳):登録
  • 巻478~巻483(世家):登録
  • 巻484(周三臣):登録
  • 巻485~巻492(外國傳):登録せず
  • 巻493~巻496(蠻夷傳):登録せず

底本及び参考文献

  • 『宋史』目録(中華書局)

備考

  • 「ATOK」は(株)ジャストシステムの商品です。
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