更新日記

○7月5日(日)

第七十二回

ご無沙汰してます。別サイトの活動がメインになったため,こちらの更新はストップしております。ちょうど諸々の期限も重なったことですし,カウンターその他を除去することにしました。サイトの維持はまだするつもりですが,もう更新はしない予定です。できれば最後になにか一つ終わってからという気持ちはありましたし,以前にそのようなことを書きもしましたが,もうそれだけの精神力が残っておりません。

もともとこのサイトは私の極めて個人的な目的から出発したものでした。そのため冷静に見て人気のあったサイトではありませんでした。しかしなにがしかの興味をもってこのサイトを楽しんでくださった人がおりましたら,それは管理人として望外の喜びです。ありがとうございました。また活動するときがありましたら,そのときはよろしくお願いします。

ひとまず終了。

○2009年5月24日(日)

第七十回

第七十一回

前回の更新は2009年3月16日でした。記録を忘れていました。更新内容はトップページに「最近は別のサイトを更新してます」と記入しただけです。今回も内容的な拡充はなし。ただリンクから一件削除したのみ。

林癸未夫氏の資料を公開して以来,半年近く過ぎてしまったか。しかも今年はなにも目新しいことをしていない。当初の目的がほぼ完成した今となっては,サイトが消えないように維持するだけでいいのだけど,最後になにかまとまったものを更新して完全終了したい気もします。

それにしても人間経験しないと分からないことが多いですね。頻繁に更新されていたサイトが特に告知もなく消滅あるいは更新停止に陥ることはよくありますが,制作者の心理がいまひとつよく分からなかった。このサイトはそれほど更新していませんでしたが,それでも今の私なら少しくらいその気持ちが分かります。

とりとめのないことを書いてしまいましたが,それではまた次回があればそのときにお会いしましょう。ちなみに御意見その他はブログの方に書き込んでください。記事の内容を問いませんので。それでは!

○12月28日(日)

第六十九回

林癸未夫「西洋思想の日本化」

いや~,超スローペースで更新してます。更新は遅いですが,サイトはまだ管理してます。

今年は後半極度に更新速度が悪化しました。残念ながら来年もこの速度で進むことになると思います。理由はいろいろありますが,一番大きいのは,前にも言ったとおり,私の手元にある高畠さんの未公開資料も少なくなってきたことでしょうか。単なるマルクス経済の研究書を除くと,ほぼ高畠さんの主要著者を公開してしまいましたので,なかなかタイプにも力が入らないという現状です。それが理由というわけでもありませんが,今回は林癸未夫氏の「西洋思想の日本化」を公開してみました。

林氏は『国家社会主義原理』が有名ですが,氏の基本的モチーフを簡単に理解するには,おそらく本論文が適当でもあり,また分量も少ないことですので,今回の公開に踏み切りました。もちろん現在のところ著作権の保護期間は切れております。

さて,誰も振り向きもしないサイトではありますが,ときおり拍手などをいただきます。さして役に立ったとも思えませんが,わざわざクリックの手間を取っていただきありがとうございました。どこまで続けられるかわかりませんが,サイト継続の間,ご観覧のほどよろしくお願いします。

それでは来年もよいお年を!!

○11月16日(日)

第六十八回

所々校正。社会時評『太陽』開始

スローペースどころか,四ヶ月あまり放置しておりました。更新しないといけないなぁとは思いつつ,別のことにかまけておりまして,いつしか季節は冬になってしまいました。とはいえ,もともと常連さんのほとんどいないサイトでもあり,単なる資料収集的なサイトなので,それも気にするほどでもないですかね。

更新するほどの量でもなかったのですが,忘れてしまうといけないので,ちょっと更新しておきます。

○7月13日(日)

第六十七回

『マルクス学研究』第6章

あいかわらずスローペースで更新しております。さきほど自分のサイトのホームページを見て気付きましたが,本サイトの公開は今から三年前だったようですね。夏頃始めた記憶はありましたが,あれは七月だったのか……

公開開始の時,二三の著書といくつかの論文を中心に,全く無関係のデータも置いていたように記憶してますが,そのころの更新記録は残っておりませんで,詳しくは分りません。多分,三年前には,「頭に入ってるからいいや」的な感じだったんでしょうね。とはいえ,私は懐古趣味は嫌いですので,忘れたものはどうでもいいです。三年前の更新を覚えていても一銭の得にもならないので。

というわけで,また次回,いつになるか分りませんが,そのときはよろしくお願いします。

○7月6日(日)

第六十六回

『マルクス学研究』附録(収奪者の収奪)および改造社版『資本論』からの抜粋

ご無沙汰してます。やはり一ヶ月強の間があいてしまいましたね。なんとか一ヶ月の間に更新したかったのですが,なかなか時間がとれなくて。今回の更新も微々たるものです。『マルクス學研究』附録の収奪者の収奪のみ。

御存知の方もいると思いますが,これは本来的蓄積の最後に出て来る部分で,労働者を搾取していた資本家が,こんどは労働者によって搾取されるという話しです。今となってはどうでもいい話しですが,当時はこういうのに感動していたのでしょう。『マルクス學研究』に収められた高畠さんの訳は少しぎこちないので,参考までに改造社版『資本論』から同じ部分を切り取ってみました。もともと日本語とドイツ語だから読みにくいのは当然で,『マルクス學研究』の方にも苦心の跡が見えるわけですが,さすがに改造社版は苦心の跡が歴然です。

ちなみに高畠さんは本源的蓄積を「本来的蓄積」と訳してます。「本来的」という表現には,時代を感じさせられます。もはや現在では化石化したような言葉ですからねえ。「本来なら~だ」的なものはありますが,「本来的に~だ」というのは聞きませんものね。

次回の更新はいつになるか不明ですが,またそのときはよろしくお願いします。

○5月25日(日)

第六十五回

『マルクス学研究』第一章
リンク,一件追加。

いつものことですがご無沙汰してます。二週間ぶりの更新ですから,なんとか一ヶ月に二回は更新できたようです。今回は『マルクス学研究』の第一章です。前回の更新から,本書と『社会主義的諸研究』を悩んだ結果,本文の短い本書を次の公開の対象に択ぶことにしました。実際は第二章だけで充分なわけですが,高畠さんの最初のマルクス研究書ということで。社会主義的諸研究はあまり見かけませんけど,本書はネットの古本屋でもまれに出回っています。薄い本なので,値段も一般的です。(一般的というのは,この手の本の一般的値段ということで,絶対的価格が安いという意味ではないので)

しかし『マルクス学研究』は堅いですね。さすがに初期高畠だけのことはある。また要語が現在(?)通用しているのとは違って,時代を感じさせます。いずれにせよ微笑ましい本です。資本家的生産でも資本主義的生産でも資本主義生産でも,私のような傍観者には同じ意味なんですが,マニアにはいろいろあるんでしょうね。

もう一つ,今回はリンクに一件追加。希有なことに,当サイトにリンクの要請がありましたので,それにともない当方もリンクさせて貰いました。詳しくは該当ブログに移動して直接確認していただければと思いますが,なんでも音楽活動をなさっているそうです。高畠さんは確かに国家社会主義者ですが,世故に長けた,他種多芸な人だったそうです。ですから所謂そっちの畑専門でない人,つまり音楽や絵画,学問(ふつうの)に価値を見出せる普通の人が,高畠さんの国家社会主義に価値を見出されるというのは,なかなか面白い巡り合わせだと思います。

なお当サイトはリンク自由です。そもそも本サイトのテキストデータも勝手に使ってくれと断っている手前,リンクも当然自由です。どれほど価値あるものでも,人がその存在を知らなかったり,知ろうにも手掛かりがなければ,価値は生まれない。だから高畠さんの文字が残るのであれば,本サイトのデータをパクられても構わない,というのが私の立場です。そもそも高畠さんを広められるなら広めておきたいというのが私の第一目標です。

たしかに私はセコイ人間ですから,高畠さんも有名になり,私のHNもそれにともなって目立つ(善い意味限定)と嬉しいなどという貧しい心根もありますが,しかしそれもこれも第一目標の前には無意味なもの。だから通常よくないと言われている行為も,気に止めません。少しでも多くの人の目に触れて欲しいだけです。(まあ,経済的な意味から言えば,反社会的な心性の持ち主だということになりますな)

とはいえ,高畠さんに共感された人から,親切にリンクの連絡をしていただけるのは嬉しい限りです。ありがとうございました。


○5月7日(水)

第六十四回

「資本制度の上に立てる姑息的社会政策」(『改造』第1巻第5号)
「プロレタリーヤに裏切る労働組合」(『東邦時論』大正9年1月)
「国民外の国民投票案」(『改造』第5巻第4号)
「棄権する理由」(『改造』第6巻第5号)
「ストライキの新戦術」(『解放』第5巻第3号)
「死の懺悔読後の印象」(『死の懺悔』所収)
(編)『改造』断片語
(編)『解放』断片語

ご無沙汰しております。二ヶ月ぶりの更新となります。今年は年明けから,比較的順調に更新を続けてましたが,早くも三月にして躓きましたね。三月は少々ばたつき,四月はとてもばたついていたので,とても更新どころではありませんでした。

本サイト,単に文字を写して校正するという,単純な作業のくせに,案外まとまった時間を必要とします。一行ずつ写せばいいや,と思うのは作業前の甘い考えです。実際には一行ずつなど写す気にはなれず,結局,写すときは大量に,写さないときは全く,などということになります。え?私だけですか?

連休のお陰で久しぶりにまとまった時間が取れましたので,今回は見栄えだけでも更新量が多いように偽装してみました。上の更新項目は普段より多めですが,実は小量の文章が多いので,たいした更新量ではありません。悪しからず。でも見栄えはいいですね。一昨年の冬以来です。

しかし,ここに来て問題発覚。しかも二つ。

第一。手持ちの高畠論文が減る。もともと初期の高畠論文はタイプ予定がないので,中盤以降でしかも単行本未収録となると,既知未公開の論文数が相当減ってしまっていた。当面は大丈夫ですが,まさかこんなに減るとは思いも依らぬこと。ちょっと驚きました。

しかしもっと切実で重大な問題がもう一つ。借りていたwebの空き容量が決定的に少なくなってきたこと。私のところは10メガまで無料で貸してくれるのですが,調べたところ,どうも私のデータだけで8メガを超え,相手方の計算では9メガまで到達しているとのこと。ぎりぎりまで頑張るのも危険なので,やはり別の場所に移動した方がいいのやら。もちろん追加料金を払えばいいわけですが,プロバイダの解約なりなんなりすれば,ここのデータもすぐ消えてしまうので,別の場所に移動しようかな~などと考えております。

本サイトももう少しで満三年。論文の減少もHDの減少も,当初予定していなかったことですので,思ったよりは長生きしたようです。おかげさまで,というには来訪者の少ないサイトですが,ままweb拍手などを頂きますと,勝手に奮い立ったりしております。ありがとうございました。いつまで続くか知れませんが,サイト終了までよろしくお願いします。

次回の更新は未定ということで。なにせ予定が滅茶苦茶で。


○3月4日(火)

第六十三回

「是々非々」第二回~第四回
『英雄崇拝と看板心理』終了

今回で「是々非々」が終了したので,ようやく『英雄崇拝と看板心理』が完了。去年の11月18日から公開を開始したので,4ヶ月位かかったようですね。長かったのか短かったのか。次回からは何をしたものか。予定になかった『マルクス学研究』にするか,それとも『社会主義的諸研究』にするか。どちらも余り面白くないんですよね。


○2月25日(月)

第六十二回

「是々非々」第一回


○2月18日(月)

第六十一回

「大学派、浪人派」
「読書案内」(資本論関係)追加
更新日記4と5を分離。

更新日記の分離を忘れてましたので,4と5を分離することにします。それと今回は『英雄崇拝と看板心理』の更新を止め,短文のみにしました。最近目が疲れてまして,どうしても長い文章を構成するのは疲れるのです。もう一つ,「読書案内」の資本論関係の一部(生田訳が駄目になるまで)を追加しました。思わず長くなりましたので,別頁ということにしてます。

高畠訳『資本論』のことを調べようとおもって資料を探索すると,分類の不備が目立ち,一日仕事になりました。しかも見た記憶はあるのにどこに置いたか分らないのが出て来て。いやはや日頃の整理は大事ですね。


○更新日記5:第四九回~六十回
○更新日記4:第三七回~四八回
○更新日記3:第二五回~三六回
○更新日記2:第十三回~二四回
○更新日記1:第一回~十二回
○更新日記0:第一回以前は存在せず。而も更新データも無くなった。

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