『マルクス學研究』目次

高畠素之


第一章 マルクスの生涯及び其著述

一、生い立/二、ライン新聞時代/三、巴里時代/四、ブルツセル時代/五、共産主義者宣言の發表/六、新ライン新聞時代/七、倫敦に逃る/八、國際勞働者協會の設立/九、資本論第一卷成る/巴里一揆の勃發/安らかな眠りへ

第二章 マルクス説と私の立場

一、何もかも自分の爲/二、マルクスの人物と學説/三、マルクスの哲學/四、マルクスの歴史觀/五、マルクスの經濟學/六、マルクス經濟學反對論

第三章 唯物論とカント哲學

一、カントの偉大なる點/二、ロツクの認識論/三、カント説との關係/四、カントの認識論/五、唯心論との關係/六、唯物論との異同/七、實在と現象/八、墮落せるカント

第四章 唯物史觀説の改造

一、用語のトンチンカン/二、生産技術と經濟的變化/三、生産機關の決定力/四、生産と生産關係/五、改造の第一點

第五章 勞働價値説及び剩餘價値説

一、マルクス經濟論の出發點/二、財貨と商品/三、使用價値と交換價値/四、交換價値は社會的關係/五、共通の第三者/六、交換價値と價値/七、社會的に必要なる勞働/八、價値と生産力/九、勞働力は商品/十、勞働力の商品性と資本主義/十一、勞働力の價値/十二、利潤の出處/十三、利潤は勞働の生産的消費より生ず/十四、餘剩價値と可變資本/十五、必要勞働と剩餘勞働/十六、勞働時間と賃銀と剩餘價値/十七、流通行程は剩餘價値を實現す/十八、マルクス批評家の特徴/十九、一般的効用と價値/二十、効用は價値の制限/二十一、富に對して自然を無視せず/二十二、需給とは沒交渉/二十三、『自然物』の價値/二十四、剩餘價値反對論の類別/二十五、福田博士の帽子の比喩/二十六、社會全體に價値の剩餘なし/二十七、泥棒の剩餘價値

第六章 資本論第三卷まで

一、はしがき/二、資本論矛盾説の矛盾/三、資本論前期の諸著/四、資本論第一卷の制限/五、第一及第二卷の目的/六、平均利潤及び生産價格/七、利潤遞減の法則/八、獨占の出現と利子/九、地代の種類及其本質/十、修正説の修正を要す

附録

マルクスの貧困増大説/富と價値/『勞働經濟講話』を讀む/収奪者の収奪



改訂履歴:

公開:2008/07/13
最終更新日:2010/09/12

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