本書『社会主義と進化論』は、高畠素之の最初の著書であり、また大正8年に初版が発行されて以来、幾たびも改訂増補が加えられた高畠の主要著作の一つである。本書の何が高畠にとって重要であったのかは、その内容を精査する必要がある。しかしその前提として、本書の各種版本間の相違と著述の基本方法について明らかにしておく必要がある。この中、著述の基本方法は次項に論ずるとして、以下には各種版本間の相違について論ずることにしたい。
本書はアテネ書院版が『社会進化思想講話』以外は、いずれも『社会主義と進化論』という表題をとっている。まず本書の各種版本を列挙すると以下のようになる。
○『社会主義と進化論』(売文社,大正8年)
○『社会主義と進化論』(公文書院,大正8年)……未見
○『社会主義と進化論』(大衆社,大正9年)
○『社会主義と進化論』(大鐙閣,大正10年)
○『社会進化思想講話』(アテネ書院,大正14年)
○『社会主義と進化論』(改造社,昭和2年)
管見の限り、以上の六種の版本が存在する。この中、第二番目の公文書院出版のものは未見である。ただし後に見るように、売文社版と大衆社版との相違は明白であるから、その間に位置する公文書院のものは、この両者の関係から概ね想像可能である。
さて、これらの版本には、本文内容の訂正や章題の付け方などのほか、章の増補と配列の変更などが加えられている。これを明らかにするため、売文社版を軸に、各版の章題を列すると以下のようになる。なお各版の章題に存在する固有名詞(ダア井ンとダアヰンなど)にも相違はあるが、これは注記しなかった。また章の副題は省略した。
売文社 | 公文書院 | 大衆社 | 大鐙閣 | アテネ書院 | 改造社 |
第1章:進化思想の発達 | 同左 | 同左 | |||
第2章:遺伝説の両派 | 同左 | 同左 | 第2講 | 同左 | |
第3章:進化説と社会進化 | 同左 | 同左 | 第1講 | 同左 | |
第4章:認識論と唯物論 | 同左 | 同左 | 第12講 | 同左 | |
第5章:保守的ヘーゲルと革命的ヘーゲル | 同左 | 同左 | 第9講 | 同左 | |
第6章:哲学の科学化 | 同左 | 同左 | 第7講 | 同左 | |
第7章:社会主義犯罪学 | 同左 | 同左 | 第8講 | 同左 | |
第8章:進化と蕃殖 | 同左 | 同左 | 第4講 | 同左 | |
第9章:単税説の正体 | 同左 | 同左 | 第10講 | 同左 | |
第10章:資本主義と無政府主義 | 同左 | 第11講 | 同左 | ||
第11章:生物学と社会主義 | 第5講 | 同左 | |||
第12章:宗教と社会 | 第6講 | 同左 | |||
第13章:競争と協同 | 第3講 | 同左 | |||
第14章:社会進歩と間接方法 |
次に各版本の奥付を挙げておくと以下のようになる。公文書院版は空白とし、記事のない部分は「―」を付した。
売文社 | 公文書院 | 大衆社 | 大鐙閣 | アテネ書院 | 改造社 | |
著者 | 高畠素之 | 同左 | 同左 | 同左 | 同左 | 同左 |
発行者 | 北原龍雄 | 北原龍雄 | 大鐙閣(代表者:面家荘佶) | 秋田忠義 | 山本美 | |
印刷者 | 天沼藤太郎 | 天沼源之 | 吉川健作 | 久保民生 | 久保民生 | |
印刷所 | ― | ― | 共栄舎印刷所 | 商務印刷所 | ― | |
発行所 | 売文社出版部 | 大衆社 | 大鐙閣 | アテネ書院 | 改造社(発兌) | |
印刷 | 大正8年3月20日 | ― | 大正10年9月20日 | 大正14年7月15日 | 昭和2年1月20日改訂版 | |
発行 | 大正8年3月24日 | 大正8年3月20日第1版 大正8年10月10日第5版 大正9年12月10日訂正第9版 |
大正10年9月25日 | 大正14年7月18日 | 昭和2年3月10日改訂5版 | |
発売元 | ― | 文雅堂 | ― | ― | ― |
以上の表から推測されるものは、アテネ書院版の序文に高畠が指摘するように、(1)売文社版を基礎として、その後に順次新らしい章を付加していった大鐙閣版までの四つの版と、(2)そこから最終章(レスター・ウォードの章)を削除して、章の配列に変更を加えたアテネ書院版と改造社版とに分かれる。
(1)の中、序文は何れも共通している。本文は、中心となる第1章から第9章までは同じ紙型を用いたようで、一行の文字数とページ数は各版全く同じである。大衆社版と大鐙閣版は第10章まで等しい。大衆社版は売文社版第9章以下に第10章を、大鐙閣版は大衆社版第10章以下に第11章から第14章を付加したものである。付加され第10章から第13章はリュイスの『社会的及び有機的進化』と『盲者の手引きする十人の亡者』から適宜訳出抄録したものとなっており、第14章のみ下に記すリュイスの別の著書から付加されている。増補の中、第14章はアテネ社版と改造社版にも加えられなかったことから、大鐙閣版でしか見ることができない。
(2)はアテネ書院と改造社の二種である。両者の序文は大同小異であるが、アテネ書院と改造社で表題が異なることから、その部分に若干の異同がある。また両版は同一の紙型を用いたとみえ、活字から配列に至るまでほとんど同じである。また印刷者も両者ともに「久保民生」となっている。(タイプ者が文字の誤植その他を検した部分に異同がなかった。ただし完全に両者を比較したわけではないので、若干の誤植の改訂などが行われている可能性はある)またアテネ社版の序文に「今回題を新たにして発行するに当り、全般的に訂正を加へて編纂を革命した」とある。(2)と(1)とを比較すると、ダア井ンがダーヰンに書き換えられいたり、また文字の表現が砕けたものになっているなど、一層平易になっている。
次に(2)と(1)との章立てを比較すると、旧来の章立てが一新されている。そもそも(1)は売文社版の後に順次新たな章を付加しただけのもので、雑然さは拭えないものがある。それをアテネ社版に移行するあたり、全面的な改訂を行い、ある程度統一性のある著書にしたてたものと推測される。ただし各章の内容からすると、(2)に収録された文章はすべて大鐙閣版に発見できるもので、むしろ大鐙閣版から削除した部分も存在する。それは既に指摘したように、(1)に一貫して存在した第1章、及び(1)の最後の版である大鐙閣版に付加された第14章である。
削除の理由は明らかでないが、第14章は、高畠の翻訳本『社会主義社会学』に含まれる第11章及び第12章の一部分に相当する。(三田書房版、売文社版ともに同じ)『社会主義社会学』も『社会主義と進化論』と同じくリュイスの著作(An Introduction to Sociology)の翻訳である。『社会主義社会学』が最初に出版されたのが大正9年6月であるから、大鐙閣版が出版される前、既に本書第14章は高畠に紹介されていたことになる。そのため、大鐙閣版になぜ第14章を加えたのかがむしろ疑問であるとも言えるくらいで、『社会進化思想講話』として改訂された際に削除されたとしても、さして不思議ではない。なお事実上(1)の総論にあたる第1章が何故に削除されたかは、今のところ確証を得られる理由は見当たらない。
以上を要するに、『社会主義と進化論』の最も完成したものは、高畠自身が最後に手を加えた改造版ということになる。しかし収録内容という点から考えるならば、大鐙閣版が最も多い。逆に言うならば、大鐙閣版と改造社版を確認すれば、ほぼ本書の内容は確認できることになる。
本書成立については、高畠自身、売文社版の序文で「本書は固より創作ではない。さればと云つて、全然反訳でもない。忠実に反訳した所もある。全然(直接には)外国の種本に依らない箇所もある。」と云っている。そして「特に重きを成したもの」として三種の種本を挙げている。この発言を信ずるならば、本書は以下の3種の種本と、高畠自身との合作とみなすことできる。
どれほどリュイスの著書に負うとはいえ、本書はリュイスの発言を利用しつつ、適宜高畠の結論に結びつけているわけであるから、結果としてはやはり高畠の作ということになるのであろう。しかし、改造社版の序文に「蓋し本書の内容は、アメリカの社会主義者アーサー・リュイスの諸著書に依ったものが極めて多く、構想の立脚点も成るべく著者の私見を隠蔽するに勉めたものである」とし、「随って本書の主張的方面は、必ずしも著者現在の主張を如実に表現したものでない」と主張する。ならば、売文社版発行当時の高畠の考えは比較的本書に近いものであったのかもしれないが、結果的にはここから遠ざかっていったというべきであろう。とはいえ、昭和2年という高畠最晩年に出版された『マルクス学解説』の序文に、最重要の参考文献として本書を挙げていることから、本書は晩年の高畠の思想を「如実に」説明したものでなくとも、それなりには反映したものであったのであろう。
それはともあれ、本書の利用に際しては、まず本書各部分と種本との対応を見定め、さらに翻訳部分の確定を行う必要がある。ただし後者の翻訳部分と高畠の部分とは何分デリケートな問題でもあるので、気付いた点のみを論ずるにとどめ、以下には主として翻訳部分と本書との相関部分を指摘ておきたい。
まず高畠の挙げた種本は以下の3種類である。便宜上、各々の書名は高畠の記述に従う。
○Arthur.M.Lewis,Evolution Social and Organic.(リユイス著『社会的及び有機的進化』)
○Arthur.M.Lewis,Ten Blind Leaders of The Blind.(同上『盲者の手引きする十人の盲者』)
○Karl Kautsky,Vermehrung und Entwicklung in Natur und Gesellschaft.(カウツキー著『自然及び社会に於ける蕃殖と進化』)
以上の三種の中、カウツキーのものはドイツ語であるので、私の手に負えないのでここでは触れない。ただし、以下に示すように、本書の大半はリュイスの著書を種本としている。高畠自身、改造版序文に「本書の内容は、アメリカの社会主義者アーサー・リユヰスの諸著書に依ったものが極めて多く……」と云っている。
上記3書の中、邦訳の存在するものは、"Evolution Social and Organic"のみである。これは1923年(大正12年)にアーサー・リユヰス『社会進化と生物進化』として出版された。訳者は荒畑寒村である。これは『民衆科学叢書』の一つとして出版されたようである。本書は後(1930年=昭和5年)に「改造文庫」の1つに収められた。これからするならば、高畠がはじめて本書を出版した大正8年には、まだ種本の翻訳は一つも存在しなかった。
以下には本書と種本との関係を探るため、最も内容の多い大鐙閣版の章立てを軸とし、それに関係する種本の章題を右に列する。便宜上、"Evolution Social and Organic"をA、"Ten Blind Leaders of The Blind"をB、"Vermehrung und Entwicklung in Natur und Gesellschaft"をCと仮称し、Aの章題は荒畑訳に従った。筆者はドイツ語ができないので、カウツキーの列は空白のままにしている。
*まだBの内容を完全に掴んでいないので、Bに関しては便宜上配置したところがある。
章 | 大鐙閣版 | A | B | C | 備考 |
1 | 進化思想の発達 | ||||
2 | 遺伝説の両派 ラマルク説とワイズマン説 |
4:ワイズマンの遺伝説 | |||
3 | 進化説と社会進化 ダア井ン説とデ・フリー説 |
5:デ・フリーの生物突然変異説 | |||
4 | 認識論と唯物論 カントとカウツキー |
(3:イマヌエル・カント) | (?) | ||
5 | 保守的ヘーゲルと革命的ヘーゲル スチルネルの無政府主義 |
6:マックス・シュティルナー | |||
6 | 哲学の科学化 コムトとヘツケル |
9:オーギュスト・コント | |||
7 | 社会主義犯罪学 ロンブロソウとフヱルリ |
5:チェザーレ・ロンブローゾ | |||
8 | 進化と蕃殖 マルサス説と収穫逓減の法則 |
(?) | |||
9 | 単税説の正体 資本主義の弁護人ヘンリー・ジヨージ |
2:ヘンリー・ジョージ | |||
10 | 資本主義と無政府主義 スペンサアの社会有機説と個人主義 |
8:スペンサーの社会有機体説 9:スペンサーの個人主義 |
実質的に第8章のみ | ||
11 | 生物学と社会主義 ヘツケルの社会主義論批判 |
7:ヘッケルに答える | |||
12 | 宗教と社会 キツドの社会進化論 |
1:ベンジャミン・キッド | |||
13 | 競争と協同 クロポトキンの相互扶助論 |
6:クロポトキンの相互扶助論 | |||
14 | 社会進歩と間接方法 ウオードの教育論 |
"An Introduction to Sociology"による |
次にAとBの目次を列すると以下のようになる。本書(大鐙閣版)に対応する章は太字で示し、背景色を変えた。
章 | A | B |
PREFACE | PREFACE | |
1 | THALES TO LINNAEUS | BENJAMIN KIDD |
2 | LINNAEUS TO LAMARCK | HENRY GEORGE |
3 | DARWIN'S "NATURAL SELECTION" | IMMANUEL KANT |
4 | WEISMANN'S THEORY OF HEREDITY | PROF.RICHARD T.ELY |
5 | DE VRIES' "MUTATION" | CESARE LOMBROSO |
6 | KROPOTKIN'S "MUTUAL AID" | MAX STIRNER |
7 | A REPLY TO HAECKEL | THOMAS CARLYLE |
8 | SPENCER'S "SOCIAL ORGANISM" | ALBERT SCHAFFLE |
9 | SPENCER'S INDIVIDULKISM | AUGUST COMTE |
10 | CIVILIZATION―WARD AND DIETZGEN | BISHOP SPALDING |
大鐙閣版の冒頭第1章に対応するものは不明であるが、第14章に対応する部分は、高畠の挙げたリュイスの二書ではなく、高畠翻訳の『社会主義社会学』(An Introduction to Sociology)第11章と第12章に対応する。詳しくいうと、本書第14章の第4節と第5節のみが『社会主義社会学』第11章の一部分に合致し、本書第14章の残りの部分が『社会主義社会学』の第12章のかなりの部分に合致する。
リュイスの原本未見のため、原本との対応は不明であるが、『社会主義社会学』の高畠序文に「私の訳し方は、思ひ切って自由である。……まま原著にない文句をも挿入した。省いた章もあり、章の順序を前後した所もある。」と記してあるため、高畠訳本の第11章と第12章が、正確に原本の一部分に対応するかは不明である。
残りの大鐙閣版第8章に対応する部分であるが、これはリュイスの著書には見当たらない。章題に「進化と蕃殖」とあることから、あるいはカウツキーの"Vermehrung und Entwicklung in Natur und Gesellschaft"との関係が想像されるが、今のところ不明である。
最後に、リュイスの種本と本書との異同について論じておく。まず大きい相違としては、本書がAの最終章「文明論」を省いた点にある。「文明論」はAの結末にあたる部分であり、荒畑訳にも特に序文に紹介する、階級闘争、プロレタリア……などの主張が随所に見られるものであるが、本書では一切省略されている。
次に、高畠の手に本書をまとめる必要上、各章の冒頭に高畠の付加したと思しき部分もないではない。(第10章冒頭の第1と第2節など)逆にリュイス原本に見える、章末に加えられたリュイスその人の主張は、まったく削除されている場合がある。また第10章は高畠の副題から推して、リュイス原本の二つの章に対応させたが、実質的には第8章の翻訳に等しい。しかし第13章や第11章のように、ほぼ原文を引き写した部分も存在する。これら二つの章を原文と比較した場合、逐次訳とはかなり異なるが、文脈はほとんど同じであることが知られる。
これらの相違の中、リュイスの主張が斬り捨てられる傾向にあるのは、リュイスの「余りに無批判にマルクス主義かぶれしたような所は、遠慮なく刳り棄てた」という『社会主義社会学』と同様の傾向を示すものと理解できる。元来、高畠は「マルクスの人物を愛慕し、その哲學・社會學説を棄て、其經濟論の本質を全部受け入れると云ふ、一種異樣の自由批判的態度を以てマルクスを利用してゐる」(『マルクス学研究』第2章)というのであるから、本書における態度も、同様のものと解することができる。
ただし、『社会主義と進化論』が出版された当時、「大逆事件の後は、『社会主義』といふ言葉を用ひることさへも困難であつた。そこで大正七年に高畠の『社会主義と進化論』といふ著述を刊行する際にも、非常な冒険のつもりでこの標題を選んだほどであつた。」(山川均「社会主義運動小史」,『太陽』第33巻弟8号。『山川均自伝』にも「しかし翌六年、高畠君が『社会××××』という小さな本を書き、さいわいある本屋が出版を引き受けてくれたものの、標題に「社会」という文字があったのでは、というので堺さんと三人で評定をしたあげく、もうここらで発売禁止を覚悟で冒険してみようということにおちついたほどだった。」と指摘がある)これからするならば、危険を犯さず、リュイスの「文明論」を削除した可能性も残る。
以上を要するに、本書と種本との関係は、翻訳を主としつつも、適宜高畠的な導入句を加えて全体として読み易くすると同時に、極端にマルクス主義的な発言は削除したものと言い得る。
本書は上に述べたように、売文社版の9章に、新たな章を付加して成立したものである。そして付加した部分も含め、本書の主要な部分はリュイスの著書の翻訳的なものによって成り立っている。しかし売文社版の序文には、「本書は……時々思ひ立って書いたものを掻き集めて見たら、何となく全体に脈絡がありさうに思はれた」とあり、本書の成立には、リュイスの種本の外に、既に高畠の手になる原稿があったことを予想させる。
高畠のいう「時々思ひ立って書いたもの」というのが、自己のためのものか、それとも何等かの雑誌に掲載したものであるか、それともその両者なのかは不明である。しかし後に付加された10章以下の内容はしばらく措き、序文の附された売文社版に存在した9章文の内容については、その初出を探っておく必要がある。
現在確認している範囲で、高畠の初出らしきものを表示すると以下のようになる。売文社版の章題を左に取り、順次初出題目、掲載誌を列挙した。
章 | 本書章題 | 初出題目 | 掲載誌 | 掲載年 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 進化思想の発達 | 個人主義と社会主義(第5節) 同上(第7節) 科学と進化(一部) |
『新社会』第2巻第5号 同上 『近代思想』第1巻第3号 |
『新社会』第2巻第5号 同上 『近代思想』第1巻第3号 |
第1節:ホップズの部 第2節:ルソウの部 第8節:デ・フリーの部 |
2 | 遺伝説の両派 ラマルク説とワイズマン説 |
||||
3 | 進化説と社会進化 ダア井ン説とデ・フリー説 |
||||
4 | 認識論と唯物論 カントとカウツキー |
認識論と唯物論 | 『新社会』第3巻第1号 | 1916年11月 | 同じ内容 |
5 | 保守的ヘーゲルと革命的ヘーゲル スチルネルの無政府主義 |
||||
6 | 哲学の科学化 コムトとヘツケル |
||||
7 | 社会主義犯罪学 ロンブロソウとフヱルリ |
社会主義犯罪学 | 『新社会』第2巻第10号 | 1916年5月 | ロンブローゾの部分に異同あり |
8 | 進化と蕃殖 マルサス説と収穫逓減の法則 |
蕃殖と進化 マルサス人口論の価値 |
『新社会』第2巻第7号 | 1916年3月 | ほぼ同じ。字句の異同あり。 |
9 | 単税説の正体 資本主義の弁護人ヘンリー・ジヨージ |
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